女性管理職の問題

ある企業に勤める女性の悩み相談文を読んだ。

その女性は

有名な都内の大学を卒業して大企業に入った。

20代後半で昨年社内結婚した既婚者であるが、将来管理職として周囲から期待されている。課長、部長の道も遠くない。

しかし、本人はずっと管理職にはならず、500万くらいの収入のままで、家事育児をやっていく人生を希望している。夫が1000万円という条件もあるが。

 

これが少し前だったら、

社内結婚したら会社を辞めてくれと言われる。

たとえ仕事を続けられてもどんなに優秀でも女性が管理職への道を仄めかされることは絶対ない。既婚女性であればなおさらだ。

 

女性管理職はロールモデルが少ないのだから、誰かが最初にやらなければ、外国のような空気は作れない。ーーあささん、すばらしい(余談)

やはり優秀なのに男性優位にされた、などという苦い経験をどこかでしていなければ上に上がろうという気持ちがわかないのは女性の本質なのかもしれない。

また会社側の人事がこういうタイプの女性を好んで採用したという皮肉でもある。

 

企業に女性管理職が増えればアカデミック分野における古い体制にも影響してくる。