人生の有利さ

1980年代

就職ーーが有利な条件

共学より女子大  うなづけた。

共学大学だと男性有利な面が出てきて、女子はがっかりして男性社会の中で諦めた。

女子大だとそんなことはない。

それは薬科大学でも同じ。男性教官が女子の就職の困難さを説明し、女子に大学院進学を諦めさせる。また結婚相手がいなくなることを強調し研究職を断念させようとする。

受験戦争で国立大学合格した、留年にならないように必死で教授の講義を聞き勉強した。

なぜこんなところで差別されなくてはならないのか。

女性が、愛する学問をこの世でもっと発展させてはならないのか。

なぜ研究を選んだら結婚できないのか、それは研究をやる女性に男性が魅力を感じないからだそうだ(当時の教授が言う)これはまさに今でいう⚪️⚪️⚪️⚪️。

しかし、私は将来世の中が変わることを知っていた。男性から好きと言われるより学問から好きと言われる方が何億倍も幸せだということに気づいていた。

私は将来、後輩を見て後悔する惨めな自分でいたくなかった。

 

ただ、東京へ出て行かなかったら今でも独身だったかもしれないが。

そして

あのとき⚪️⚪️薬科大学の助手の方を選んでいたら今どんな身分でどこにいたのかを知りたい気もする。